フレイル予防健康塾に、ヨガという新しい選択肢を。
課題
フレイル予防の取り組みに、無理なく続けられる新たな運動の機会をつくる
取り組み内容
看護師のヨガの専門性を活かし、椅子に座って行うヨガを導入
成果
・参加者から「安心してできた」などの声
・自分のペースで身体を動かす機会を創出
・地域で継続的に健康づくりを行うきっかけに
期間
フレイル予防健康塾 1クール4か月
市町村
宮崎市
事業内容
介護予防事業
既存の介護予防事業に、現場の専門性を掛け合わせる。
宮崎市から委託を受けて実施している「フレイル予防健康塾」。
65歳以上の宮崎市在住の方を対象に、4か月間にわたって、自宅でもできる体操や口腔ケア、栄養について学ぶ介護予防の教室です。
その取り組みの中で、新たに取り入れたのが「ヨガ」。
デイサービス未来図東大宮店の看護師が持つヨガの専門性を活かし、参加者が無理なく取り組める椅子ヨガを実施しました。
CHALLENGE
「運動する」だけではない、介護予防のきっかけを。
フレイル予防健康塾では、運動・口腔ケア・栄養など、健康を維持するために必要なことを4か月間かけて学びます。
その中で今回取り入れたのが、椅子に座ったまま行うヨガです。
ヨガと聞くと、「体が柔らかくないとできないのでは」「自分には難しそう」と感じる方もいるかもしれません。
そこで、参加者が安心して取り組めるよう、椅子に座って行うやさしいヨガを取り入れました。
APPROACH
現場の「得意」を、地域の健康づくりへ。
今回のヨガ教室を担当したのは、デイサービス未来図東大宮店の看護師。
シニアヨガ、マタニティヨガ、キッズヨガなど、複数の資格を持ち、自身でもヨガ教室を開催しています。
こうしたスタッフ自身の専門性や経験を、普段の業務だけにとどめず、地域の健康づくりに活かしていく。
それが、今回の取り組みにつながりました。
参加者が無理なく続けられるよう、椅子に座った状態で、呼吸を意識しながらゆっくり身体を動かします。
RESULT
「できるかな」から、「気持ちいい」へ。
実際に参加した方からは、
「深く深呼吸するのって、とても気持ちいいね」
「ヨガと聞いて最初はできるかなと思ったけど、椅子に座ってできたから安心してできた」
といった声が寄せられました。
激しい運動ではなく、呼吸を意識しながらゆっくり身体を動かすことで、自分の身体と向き合う時間にもなりました。
教室では、
「他人と比較せず、今の自分と向き合いましょう」
という言葉も大切にしています。
誰かと比べるのではなく、その日の自分の身体や状態に合わせて取り組む。
それぞれのペースで安心して参加できることを大切にしました。
BEYOND
教室の外にも、健康づくりの選択肢を。
今回の取り組みで大切にしたのは、ヨガを教室の中だけで終わらせることではありません。
フレイル予防健康塾への参加をきっかけに、参加者自身が「これなら続けられそう」と感じ、教室の外でも身体を動かしたり、地域の活動に参加したりする。
そんな次の一歩につながることを目指しました。
実際に、未来図東大宮店では、フレイル予防健康塾とは別に、一般の方向けのヨガレッスンも開催しています。
介護予防事業を「教室の中だけの取り組み」で終わらせず、地域で健康づくりを続けていくきっかけへとつなげていく。
それも、私たちが大切にしていることの一つです。
WONDER未来図の支援
現場の専門性を、地域の可能性に変える。
今回の事例は、大きな仕組みを新しくつくった事例ではありません。
現場で働く一人のスタッフが持っていた専門性や経験に目を向け、それを地域の健康づくりに活かした取り組みです。
私たちは、地域の課題に対して、外から決まったサービスを提供するだけではなく、現場で働く人の専門性やアイデアも活かしながら、その地域に合った健康づくりの形を一緒につくっていきます。
小さなアイデアからでも、地域の新しい活動は生まれる。
そんな可能性を示した取り組みです。