運動を、もっと楽しく。もっと続けられる地域の習慣へ。
課題
介護予防を継続的に行える地域の場づくり
運動を日常生活の習慣につなげること
参加者が楽しみながら継続できる環境づくり
取り組み内容
介護予防教室の企画・運営
運動・トレーニング指導
参加者の状態に応じた運動負荷の調整
ICTを活用したリモート配信
「未来ズ手帳」による日々の運動・体調管理
成果
・20名でスタート → 登録者100名以上
・口コミによる参加者の拡大
・毎回の体験参加者の獲得
・リモート参加の仕組みを整備
・日常生活での運動習慣づくりを支援
期間
2020年9月〜
市町村
新富町
事業内容
介護予防事業
運動を、地域の習慣に。楽しみながら続けられる介護予防へ。
2020年9月、宮崎県新富町でスタートした「しんとみ若返りフィットネス『ポジトレ』」。
65歳以上の町民を対象に、週1回の運動を通じて、心と身体の健康づくりを支援する介護予防教室です。
20名から始まった取り組みは、口コミなどで参加者が広がり、登録者は100名を超えるまでになりました。
WONDER未来図は、運動指導だけでなく、参加者一人ひとりの状態を見ながら運動内容を調整し、自宅での運動習慣にもつなげるなど、地域の中で健康づくりが継続する仕組みづくりに取り組んでいます。
課題|介護予防を「続けられる場」にする
介護予防事業では、教室を開催するだけでなく、参加者が継続して運動に取り組み、日常生活の中でも健康づくりを続けられる環境をつくることが重要です。
新富町では、65歳以上の町民を対象とした介護予防教室としてポジトレをスタート。
「運動すること」を目的にするのではなく、参加者が楽しみながら継続できる場をつくり、日々の生活の中にも運動習慣を広げていくことを目指しました。
取り組み|楽しく続けられる運動と、日常への仕組みづくり
ポジトレでは、週1回、町内の会場に参加者が集まり、ストレッチや筋力トレーニング、体幹トレーニングなどを行います。
前半は座って行う運動を中心に、後半は立位での運動を中心とした、より負荷の高い内容へ。
参加者の様子を見ながら運動の負荷を調整し、無理なく取り組める一方で、十分な運動効果が得られるように進めています。
また、運動指導だけではなく、参加者の表情や動きにも目を配り、一人ひとりの身体の状態を確認しながらサポート。
専門職としての知識を活かし、参加者が安心して運動を続けられる環境をつくっています。
ICTを活用し、参加方法を広げる
新型コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、自宅から参加できるリアルタイム配信も導入しました。
会場の様子をスマートフォンで配信することで、会場に集まることが難しい方も自宅から運動に参加できる環境を整備。
将来的に参加者が増えた場合には、別会場への配信にも活用できる仕組みとして運用しています。
「教室の外」でも運動を続けるために
ポジトレでは、週1回の教室だけでなく、日常生活の中でも運動を続けてもらうことを大切にしています。
そのための仕組みとして活用しているのが「未来ズ手帳」です。
日々の運動や食事、体調などを記録することで、自分自身の生活を振り返り、運動を習慣化するきっかけをつくります。
教室に参加したときにはスタッフが手帳を確認し、日々の取り組みを継続的にサポート。
「週1回の教室に参加する」だけで終わらず、普段の生活にも健康づくりを広げていくことを目指しました。
成果|20名から100名を超える地域の運動の場へ
2020年9月に20名でスタートしたポジトレは、口コミなどを通じて参加者が増え、登録者数は100名を超えました。
毎回の教室にも新たな体験者が訪れ、地域の中で継続的に参加される運動の場へと成長しています。
また、ICTを活用したリモート参加の仕組みや、未来ズ手帳による日々の運動記録など、教室に参加するだけではなく、日常生活の中で運動を続けるための環境も整えてきました。
私たちが大切にしたこと
介護予防は、一度きりのイベントではありません。
大切なのは、参加する人が「また来たい」と思い、無理なく続けられること。
そのために、専門的な運動指導だけでなく、参加者同士のつながりや、指導者とのコミュニケーションも大切にしています。
楽しみながら身体を動かし、仲間と一緒に続ける。
そんな地域の居場所としてポジトレが定着していくことが、私たちが目指した取り組みのひとつです。
地域の持続可能性につながる介護予防へ
高齢者が健康で、自分らしく生活し続けるためには、日常的に身体を動かす機会が必要です。
ポジトレで培った経験を、他の自治体にも広げていくことで、地域の中に継続的な健康づくりの場を増やしていく。
WONDER未来図は、自治体の皆さまとともに、地域の健康づくりを支える仕組みをつくっていきます。