山あいの小学校に、子供ロコモ予防の体操を届ける。
課題
運動機会の二極化による「子供ロコモ」の増加
タブレット・スマートフォンの普及による姿勢の悪化
子供の肥満・運動不足の解消
取り組み内容
参観日に合わせた、全学年の児童と保護者向けのリモート体操
子供ロコモ予防を目的とした、専門職による体操プログラム
成果
・参観日に合わせて継続的に実施
・全学年の児童と保護者が、一緒に体を動かす機会を創出
期間
2025年9月〜
市町村
宮崎県椎葉村
事業内容
子どもの健康づくり
参観日という場で、子供と保護者が一緒に体を動かす。
宮崎県椎葉村の尾向小学校。私たちは参観日に合わせて、全学年の児童とその保護者を対象にしたリモート体操を実施しています。
2025年9月に始まったこの取り組みは、参観日のたびに継続して届けています。
子供たちの体の変化に目を向け、親子で一緒に健康づくりを始めるきっかけをつくる。その歩みをご紹介します。
きっかけは、「ナバトレ」がつないだ声
始まりは、椎葉村社会福祉協議会の職員の方が、私たちが村内で実施している健康づくりプログラム「ナバトレ」の告知のために、学校を訪れたことでした。
その際に、「学校でもリモートで体操ができないか」というご相談をいただき、尾向小学校での取り組みがスタートしました。
課題|広がる「子供ロコモ」
近年、子供の運動機会には二極化が進んでいます。
日常的に体を動かす子供がいる一方で、しゃがみこめない、前屈で床に手がつかないなど、「子供ロコモチェック」に引っかかる子供が増えています。
さらに、タブレットやスマートフォンを使う時間が増えたことで、自宅や授業中の姿勢の悪化も見過ごせない課題になっています。
椎葉村は、宮崎県内でも肥満率が高い地域だといわれています。山間部という土地柄、移動のほとんどが車になり、大人も歩く機会が少なくなりがちです。
取り組み|子供ロコモを予防する体操を、リモートで
運動不足になりがちな子供たちに向けて、子供ロコモを予防するための体操を、専門職の視点を取り入れながら届けています。
参観日は、全学年の児童と保護者が一堂に会する貴重な機会です。子供だけでなく、保護者の皆さんにも一緒に体を動かしていただける場になっています。
子供の肥満や運動不足だけでなく、保護者世代の運動不足の解消も見据えて、親子で一緒に取り組める内容を心がけています。
成果|参観日の中に、体を動かす時間を
リモート体操は、参観日に合わせて継続して実施しています。
特別なイベントとしてではなく、学校の行事の中に体を動かす時間があること。それが、子供たちと保護者の皆さんにとって、日頃の姿勢や運動を見直すきっかけになっています。
山間部の子供たちを支える仕組みへ
今後は、尾向小学校に限らず、同じように運動不足の課題を抱える山間部の小学校の子供たちや保護者を支えられる体制を築いていきたいと考えています。
体を動かすきっかけを、参観日という身近な場から。
WONDER未来図は、子供から大人まで、地域のすべての世代の健康づくりを支えていきます。